【論文メモ】Optimal Pricing in Repeated Posted-Price Auctions
概要
以下のツイートを見かけて、実務でリスティングの関わることをやっているので気になったので、斜め読みしてみました。
オンライン広告のセカンドプライスオークションが単独の買い手に対して行われる場合、売り手の提示する最低入札価格はそのまま希望落札価格になる。
— arXiv 論文メモ (@kavvase) 2018年5月8日
この形のオークションが繰り返し行われる状況において、売り手の収益を最大化させる値付けアルゴリズムが検討された。https://t.co/vQ54OS7cCE #arXiv
きちんとは全部読んでおらず斜め読みなので、間違いはあるかもしれませんがメモします。
Optimal Pricing in Repeated Posted-Price Auctions
https://arxiv.org/pdf/1805.02574.pdf
メモ
単一の買い手と売り手の場合のポストプライスオークションにおける最適な戦略がどうなるかを説明している
買い手と売り手の時間割引率が同じ場合
- 一定の価格で取引を行う
- 最初に全てを先払いする(大口取引)
売り手の時間割引率のほうが買い手よりも高い(忍耐:売り手<買い手)
- 大口取引が最適
買い手の時間割引率のほうが売り手よりも高い(忍耐:売り手>買い手)
- 多次元最適化問題になる