Deep Karmaning

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Jupyter上でscalaを使う

概要

最近scalaに興味があります。業務で使う予定があるわけではないのですが、データ分析を生業にしている人間としては、触っておいて損はないかなと思って勉強を始めたいと思っています。

そんなscalaの勉強をするにあたって普通に考えると、

といった方法があると思いますが、個人的にはJupyter上で書ければ一番効率的じゃなかろうかと考えました。

検索してみたところ、案の定カーネルがありましたのでインストールしてみました。

github.com

環境

環境は以下の通り

  • Mac 10.10.5
  • Homebrew 1.3.2
  • Jupyter 4.3.0

手順

sbtのインストール

まずはビルドツールのsbtを入れます。

brew install sbt

以上のコマンドでsbtがインストールできます。とても簡単です。

jupyter-scalaのインストール

次にjupyter-scalaです。

こちらも簡単にインストールが可能です。

まずはgithubからダウンロード。

git clone https://github.com/alexarchambault/jupyter-scala.git
cd jupyter-scala

次にコンパイルをして、

sbt publishLocal

最後にインストールです。

./jupyter-scala --id scala-develop --name "Scala (develop)" --force

Jupyterを立ち上げて、以下のように「New」のドロップダウンに「Scala(develop)」と表示されれば成功です。

f:id:rf00:20170911202825p:plain

まとめ

Macでは簡単にインストールが可能でした。

参考

sbtをインストールする · Scala研修テキスト

GitHub - jupyter-scala/jupyter-scala: Lightweight Scala kernel for Jupyter / IPython 3